大塚 緑内障治療薬ミケルナ配合点眼液を新発売

こんにちは今日の調子はいかがですか。
今日は 大塚 緑内障・高眼圧症治療薬ミケルナ配合点眼液を新発売 千寿と共同販促 の記事と、緑内障・高眼圧症 についてお話ししたいと思います。

 
大塚製薬と千寿製薬は1月11日、緑内障・高眼圧症治療薬のミケルナ配合点眼液を日本で同日に新発売したと発表した。大塚が創製した非選択性β遮断薬のカルテオロール塩酸塩と、最も汎用されているプロスタグランジン関連薬(以下、PG関連薬)のラタノプロストの2つを有効成分として含有している。いずれの成分も単剤で、同様の効能・効果、用法・用量で1年以上の臨床使用経験があるため、ミケルナは14日処方制限の対象外となる。

ミケルナは1回1滴、1日1回点眼して用いる。薬価は1mL 729.20円、1日薬価は36.50円。大塚が販売し、千寿製薬と共同販促する。

カルテオロールは房水産生抑制作用、ラタノプロストはぶどう膜強膜流出経路からの房水流出促進作用により、眼圧を下降させる。

なお、β遮断薬とPG関連薬の配合点眼液にはタプコム、デュオトラバ、ザラカムがあるが、いずれもβ遮断薬はチモロールマレイン酸塩を配合している。ミケルナはチモロールマレイン酸塩以外のβ遮断薬を配合しており、新たな治療選択肢となる。

■緑内障・高眼圧症治療用点眼液ミケラン、ミケランLA 大塚に販売一元化 4月1日から

現在、両社が販売している緑内障・高眼圧症治療薬ミケラン点眼液、ミケランLA点眼液も、4月1日から、大塚に販売を一元化し、両社で共同販促することも発表した。ミケランはカルテオロールを有効成分とする。ミケランは1回1滴、1日2回、ミケランLAは1回1滴、1日1回――の点眼で用いる

2017年1月12日 ミクスOnline から


眼科領域・・ここもニッチなスペシャリティ領域ですね。ニッチな領域ですが、その中でも「緑内障」は失明原因のトップに挙げられる病気として非常に有名です。しかし、MRさんの中で専門的に勉強されているのは、眼科領域専門MRさんか、その他合併症としての緑内障を勉強されているMRさんぐらいではないかと思います。そこで今回改めて、基本知識としてこの「緑内障・高眼圧症」について確認してみたいと思います。


【緑内障・高眼圧症】

<緑内障の症状>

緑内障とは、目から入ってきた情報を脳に伝達する視神経に障害が起こり、視野が狭くなる病気です。治療が遅れると失明に至ることもあります。
症状は、少しずつ見える範囲が狭くなっていきます。しかし、その進行は非常にゆっくりで、両方の目の症状が同時に進行することは稀なので、病気がかなり進行するまで自覚症状はほとんどありません。


<緑内障の種類と原因>

緑内障による視神経の障害は、目の硬さである眼圧が、その人の耐えられる眼圧より上昇することによって引き起こされます。
 眼圧が上昇する原因によって主に原発緑内障、発達緑内障、続発緑内障に分けられ、原発緑内障や続発緑内障はさらに開放隅角緑内障、閉塞隅角緑内障に分けられます。
 眼圧は眼の中の水である房水の量によって決まります。

原発開放隅角緑内障:
房水の出口である線維柱帯が徐々に目詰まりし、眼圧が上昇します。ゆっくりと病気が進行していく慢性の病気です。

正常眼圧緑内障:
眼圧が正常範囲(10~21mmHg)にも関わらず緑内障になる人がいます。これを正常眼圧緑内障と呼び、開放隅角緑内障に分類されます。近年行われた全国的な調査の結果から、緑内障の約7割が正常眼圧緑内障であり、また欧米にくらべて日本人に多いことがわかりました。

原発閉塞隅角緑内障:
隅角が狭くなり、ふさがって房水の流れが妨げられ(線維柱帯がふさがれて)、眼圧が上昇します。慢性型と急性型があります

発達緑内障:
生まれつき眼内の水の流れ路が未発達であることから起こる緑内障です。

続発緑内障:
外傷、角膜の病気、網膜剥離、目の炎症など、他の目の疾患による眼圧上昇や、ステロイドホルモン剤などの薬剤による眼圧上昇によっておこる緑内障です。

一方で、最近では患者さんの多くが、もともと眼圧が高くないのにもかかわらず緑内障を発症しているということがわかってきました(正常眼圧緑内障)。そのため、元から視神経の眼圧への抵抗力が低く障害が起こる場合もあると考えられています。


<緑内障の治療方法>

一度障害を受けた視神経は元には戻らないため、緑内障を完治させることはできません。したがって、緑内障の治療は、視神経がダメージを受けてこれ以上視野が狭くならないように、眼圧を下げることが基本となります。

(1)緑内障の検査
緑内障は、眼圧検査、眼底検査、視野検査等で診断されます。

眼圧検査:
直接、目の表面に測定器具をあてて測定する方法と目の表面に空気をあてて測定する方法があります。緑内障治療経過を確認するための重要な検査です。

眼底検査:
視神経の状態をみるために、視神経乳頭部を観察します。視神経が障害されている場合、陥凹(へこみ)の形が正常に比べて変形し、大きくなります。緑内障発見のための必須の検査です。

視野検査:
視野の欠損(見えない範囲)の存在の有無や大きさから緑内障の進行の具合を判定します。

(2)点眼薬による治療
眼圧を下げる効果のある目薬を点眼します。具体的には、房水の産生を抑える効果がある薬や、房水の流出を促す効果がある薬を点眼して、眼圧を低下させます。もともと眼圧が高くない人でも、眼圧を下げることによって、病気の進行を抑えることができます。

(3)外科的療法による治療
点眼薬を使っても、視野の欠損が進行する場合には、外科的治療を行います。レーザーを房水が排出される部分(線維柱帯)に照射し、房水の流出を促進する「レーザー療法」や、手術で線維柱帯の一部を取り除いて房水の逃げ道をつくる「線維柱帯切除術」などがあります。


緑内障は早期発見がポイントとなります。
一度失った視野は元には戻らないため、自覚症状の出る前に発見することが重要です。確かに緑内障をはじめとした眼科領域は生命に関わるという話ではありませんが、目が見えないということは生き甲斐を大きく失うことにもなりかねない重大な問題です。決して他人事と思わず、常に意識して定期検査を受けたいものです。


また、明日のトピックスを楽しみにしていてください。


作成 藤川

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