調剤薬局のM&Aがもたらす現場の未来

こんにちは今日の調子はいかがですか。
今日は 調剤薬局のM&Aがもたらす現場の未来 の記事と 調剤薬局のM&A についてお話したいと思います。


元MR×いま薬剤師×薬局経営者からのメッセージ いちえ薬局管理薬剤師(滋賀県・近江八幡市)加納裕介「日本調剤国内初の調剤薬局『水野薬局』買収へ」「アインHD、仙台の葵調剤を52億円で買収店舗数1000店超に」。昨年、業界紙・誌を賑わせた見出しです。今年もM&Aの波は広がっていくのか。M&Aで何が起こるのか。私がゲンバで直面したケースも含め、現状を報告します。他業界の事例は、調剤薬局にも当てはまるのか?「6万拠点の法則」をご存じでしょうか。国内におけるあらゆる業種業態は、6万拠点が限界で頭打ちになると言われています。その後、業界再編が起きてやがて自然淘汰されていきます。具体的には、ガソリンスタンド、運送会社、コンビニ、歯科…そして調剤薬局もこれに当てはまりそうです。ガソリンスタンドを例にとると、・・・

2016年12月21日 ミクスOnline から


現在、調剤薬局業界では、様々な問題から業界内でのM&Aが進んでいるようです。
本日は業界の実態、M&Aの動向、今後の課題などについて少しお話をさせていただきます。

調剤薬局業界の実態
調剤薬局は、高齢化の進展および医薬分業によって市場規模7.2兆円の巨大マーケットですが、その店舗数は57,000店を超えており、その8割以上が小規模事業者という典型的な断片的市場となっています。
医薬分業の方針の下、戦後一貫として高成長を続けてきた調剤薬局業界ですが、一方で、競争の激化、薬価引き下げ・調剤報酬額の下落傾向等により、個々の調剤薬局の利益率は低下傾向にあり、現在は成熟期を迎えており、調剤件数及び処方箋枚数の伸び率鈍化が顕著となっています。
また、競争環境としては、同業大手が積極的な出店を続けていることに加え、医薬品卸会社やドラッグストアチェーン等の近接業種からの調剤薬局事業への参入も相次ぎ、競争は激化している。
一方、薬学部の6年制への移行により慢性的な薬剤師不足の状態に陥っており、薬剤師の人材確保が困難となり採用費用が高騰していることが調剤薬局の経営を圧迫しています。
さらに、消費税増額等による薬価差益の縮小や診療報酬の減額等、調剤薬局を取り巻く環境は厳しさを増す一方です。


調剤薬局業界のM&A動向
2009年6月の薬事法改正により、コンビニエンスストアやスーパー等で、OTC医薬品の販売が解禁されたことで、調剤薬局やスーパー、コンビニ等との提携が進み、業界を超えた再編が活況となっています。
調剤薬局においては、医療費削減による調剤報酬の下落や、門前薬局に限界が見えてきたこともあり、M&Aによって規模の経済を求める動きが活発化しています。
さらに医薬品卸やドラッグストアなどの隣接業種が調剤事業を強化していることに加え、商社やスーパーなどの異業種からの参入もあり、競争は激化しています。


今後の動向
2016年4月に調剤報酬の改定で、ますます経営環境は厳しさを増しており、地方の中小調剤薬局が売却に動くケースが増加すると見られる。再編が加速する見通しであります。
調剤薬局は政府の医薬分業政策に伴って成長してきましたが、医薬分業率が7割程度と医薬分業が進み市場は飽和状態になってきたことや、患者の服薬情報を一括管理する「かかりつけ薬局」制度が導入されたことなどから、調剤薬局業界は新しい転換期を迎えています。
大手薬局各社はかかりつけ薬局へ転換を急速に推進しており、在宅医療に対応可能な店舗を現在より拡充し、薬剤師が患者の自宅に直接訪問し医薬品を届けるサービスなどを充実させることもしています。
また、直接患者の自宅に電話する等で残薬の確認や服薬指導のアドバイス、患者の自宅へ訪問サービスを展開するため、薬剤師の最新の専門知識を学習可能なインターネット教育システムを導入することもしています。


今後の課題
調剤薬局、ドラッグストアでは薬剤師の人材不足が深刻化しています。さらに、薬剤師の国家資格の合格率が80%から60%に低下してきている事情もあります。このため、大手の調剤薬局では学生の薬剤師の国家試験を支援するため、入社が内定している学生に対して特別講座を開催するなどして、今後の人材確保を安定経営の最重要課題のひとつとしているようです。


調剤薬局業界は調剤薬局上位10社の合計シェアが10%に過ぎない断片的市場であるため、ここ数年M&Aによる再編・グループ化が進行しており、この傾向は今後も継続すると考えられています。また、調剤薬局の経営者の多くが引退の年齢を迎えており、後継者問題・事業承継問題を解決するためのM&Aも増加傾向にあります。
このような環境下において、スケールメリットの追求による利益率確保のため、調剤薬局のチェーン店の間では再度M&Aが活発化してきており、今後も調剤薬局の業界再編が注力されています。


今後のMR活動のお役にたちましたでしょうか。

「本日のトピックス」は、今日が年内最後となります。
1年間ご覧いただきありがとうございました。

年明けは1月5日より業務開始いたします。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えください。


作成 森

 

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