国がん AI活用でプレシジョン・メディシン実現目指す 創薬、診断への応用も

こんにちは今日の調子はいかがですか。今日は 国がん AI活用でプレシジョン・メディシン実現目指す 創薬、診断への応用も の記事と プレシジョン・メディシン についてお話したいと思います。


国立がん研究センターとPreferred Networks(東京都千代田区)、産業技術総合研究所は11月29日、人工知能(AI)を活用した統合的がん医療システム開発プロジェクトをスタートすると発表した。国立がん研究センターの有する臨床情報、ゲノム情報、画像や血液などの生体分子情報、疫学データ、文献情報などのビッグデータをAIの活用により、統合的に解析。がんの本態解明を進め、個々の患者に最適な治療を届けるプレシジョン・メディシン(最適医療)を実現したい考えだ。5年後を目途にがんの診断、個々のがん患者にあった治療法の選択、創薬などの実用化を目指す。
個々の患者に見合った治療を選択するプレシジョン・メディシン(最適医療)は、欧米各国でも進められており、いまや世界の潮流とも言える。こうした中で、日本の“ベスト・オブ・ベスト”とも言えるメンバーを集結させ、国策との意気込みをもって取り組むのが同プロジェクトだ。

◎13種類のがん診断を可能に 19~21年度の実用化視野
プロジェクトでは、現在国立がん研究センターが中心となって全国規模で構築されているデータベース「SCRUM-Japan」、「TOP-GEAR」などで集積されたゲノム情報、エピゲノム、画像情報、microRNA/血液など多種多様なデータを、改正個人情報保護法に対応し、ビッグデータとして統合、整備をすすめる。その上で、深層学習(ディープラーニング)を中心としたAIによる解析を活用することで、より精度の高い個別化医療の実現を目指す。欧米でも同様の試みも進むが、日本で集積したデータの質の高さ、精度が一つの強みという。
実用化に最も近いのが、microRNAと血液検査で一度に13種類のがんを診断するシステムの開発だ。1~10万規模のデータ集積を視野に入れるが、すでに多くの患者のデータが解析可能な状況。2019~21年度の実用化を目指し、改良を進める。また、AI技術を活用することでヒストン修飾を高速、高精度で測定する、次世代型シークエンス解析ChIP-Seq解析法を確立。がん組織におけるヒストン修飾状況の解析、診断・創薬への応用を目指す。2019~21年度に次世代型ChIP-Seq解析法として実用化を目指す。
そのほか、2021年度までに実用化のめどを立てる項目としては、▽医用画像解析を通じて、コンピューター診断支援や、人間の識別能力では困難だった治療効果予測や予後推定、病理や遺伝的因子の推定などを行う(CTやMRIなど多くの電子データが解析可能、データ数は数万~数十万)、▽正確な患者情報にひも付られたNGSシークエンスデータが少ない中で、少ないNGSシークエンスデータからも学習を可能とした、半教師あり学習など新たな手法を取り入れて、プレシジョン・メディシンを指向したAIによるがん治療の最適化/クリニカルシークエンスデータの検証・新規開発(多くの患者のシークエンスデータが電子データとして解析可能、数千~数万)をあげている。

◎間野国がん研究所長「産官学一体で世界に伍していきたい」
同研究は、国立研究開発法人科学技術振興機構の戦略的創造研究推進事業(CREST)に採択。最初の2年4か月の予算は8000万円。この間にProof of Concept(POC:概念実証)の取得をめざし、審査に合格すれば追加で3億円の予算を確保することになる。代表者は、国立がん研究センター研究所の浜本隆二・がん分子修飾制御学分野長。
同日の記者会見で、国立がん研究センターの間野博行研究所長は、「AIはメディカル市場で非常に大きなフィールド、産業になる。日本はこの分野で後れを取っている。今回のプロジェクトには、日本のベストオブベストに集まっていただいた。産官学が一体となって、世界に伍していきたい」と述べた。


2016年11月30日 ミクスOnline から


ここでは、表題にもありますプレシジョン・メディシン(最適医療)について耳学問としてご紹介いたします。


がんの治療といえば、腫瘍が取れるならば、外科手術。そのほか、抗がん剤、放射線治療など、がんの治療は、ほぼ、同じだというイメージが強いものです。しかし、その、がん治療を根本的に変えてしまうプレシジョン・メディシン(最適医療)が、注目を集めています。

プレシジョン・メディシン(最適医療)とは?

プレシジョン・メディシン(最適医療)は、簡単に言い表すとオーダーメイド治療と言えます。あなたの病気に1番最適な、治療方法を分析し、治療するという方法です。
難しくいえば、細胞を遺伝子レベルで、分析し、適切な薬を投与し、治療します。
治療は、個人レベルの細胞を分析し、それに適した薬を選ぶのですから、今までの治療よりも、効果が期待できるのは素人の私たちでも理解できるところです。
また、効果の期待できない薬の副作用も避けることができます。
現在も、がんの遺伝子を調べ、治療薬を洗濯する治療方法には、乳がん、肺がんなどでも導入されています。

薬が見つからない場合もある

遺伝子検査を受けても、対応する薬が見つからない患者さんもいます。しかし、現在は薬の開発をはじめて1−2年で臨床試験に入ることも多く、その時、薬が見つからなくても、時間がたって、新薬ができることもあります。
そのため、ある大学では、メディカルコンシェルジュという遺伝子検査を受けた患者さんと、コミュニケーションを取り、ケアし続ける方も存在します。

薬が効かなくなる場合もある

アメリカでは、遺伝子検査をしても、原因が特定できない患者さんもいます。
しかし、現在、ワトソンというAI(人工知能)に、現在出ている、数々の論文を読み込ませ、
この異常には、この原因の可能性が高いということがわかるようにもなりました。

プレシジョン・メディシンのプロジェクトを行う病院

2013年から国立がん研究センター東病院をはじめ、約200の病院と約10社の製薬会社
によって、「SCRUM-Japan」というプレシジョン・メディシンのプロジェクトがスタートしました。進行した肺がん、大腸がんを中心に、がん細胞がもつ遺伝子変異を分析し、効果が期待できる薬を投与します。
プロジェクトには患者約3000人が参加します。そのうち3分の1の患者に薬が効く可能性がある遺伝子変異が見つかりました。そして、実際に100人ほどが臨床試験に入っているといいます。

SCRUM-Japanプロジェクトの概要

実施期間:
2015年2月2日~2017年3月31日(以降、更新の可能性あり)
対象症例:
・肺がん
・消化器がん(大腸、胃、食道、小腸、虫垂、肛門管、消化管原発神経内分泌がん)
目標症例数:
4,500例(肺がん1,000例、消化器がん1,000例/年)

SCRUM-Japanに参加している病院・施設

LC-SCRUM-Japanに参加している施設は全国に広がっており、随時、更新中です。

各プレシジョン・メディシン(最適医療)は、個人に応じたオーダーメイド治療であり、ありそうでなかった治療方法です。
本来であれば、個人の体に合わせた治療が功を成すことはいうまでもありません。
しかし、今までの科学では、それらを特定するのは難しく、この疾患にはこの治療という、ある程度一定の治療をするしかありませんでした。プレシジョン・メディシン(最適医療)は、まだ治験段階で、保険適応がきかず、患者さんは莫大な金額がかかるなど課題も、まだまだあるようです。
しかし、プレシジョン・メディシン(最適医療)は、がんだけでなく、難病の治療にも、今後、期待されていく治療方法なのではないでしょうか?
また、あるテレビ放送では、この「プレシジョン・メディシン(最適医療)」が普通になり、近い将来には、がんに対する体制が変わると放送されていました。
現在、2人に1人が、がんになるという時代であり、そこに新たな希望が出てきています。そんなプレシジョン・メディシンが期待されています。


今後のMR活動のお役にたちましたでしょうか。
また、明日のトピックスを楽しみにしていてください。

作成 森

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