抗がん剤・オプジーボの薬価50%引き下げで最終調整 特例市場拡大再算定

こんにちは今日の調子はいかがですか。
今日は 厚労省 抗がん剤・オプジーボの薬価50%引き下げで最終調整 の記事と 特例拡大再算定 についてご紹介させていただきます。


政府は11月9日、高額薬剤問題で焦点となっていた抗がん剤・オプジーボの薬価の臨時特例的な対応として、2017年4月に50%引き下げる方針で最終調整に入った。当初25%を引き下げ幅のラインとして調整を進めたが、政府与党を中心にさらなる引き下げを求める声が強まっていた。薬価の引き下げは現行ルールの特例拡大再算定を適応する。算定にあたっては、同剤の年間予想販売額1260億円は仕切り価ベースであることから、消費税、流通経費、市場実勢価格と薬価の乖離率を考慮した金額が薬価ベースでの年間販売額に当たると判断。特例拡大再算定ルールに照らし、年間1500億円超で予想の1.3倍以上の条件に該当することから50%の引き下げを決めた。厚労省は16日開催予定の中医協に同案を提示する。

オプジーボをめぐる高額薬剤問題の発端は、今年4月の財務省・財政制度等審議会での議論にまで遡る。財務省主計局は、オプジーボを投与される患者1人当たりの薬剤費が年間3500万円、患者数が5万人であれば年間1兆7500億円の薬剤費にのぼるとの推計値を提示した。医療保険財政とイノベーションの両立というテーマは中医協や経済財政諮問会議、さらには与党厚生関係議員にまで波及し、社会保障費の伸びの適正化とも相まって議論が進められた。

オプジーボの薬価が高額になった背景には、最初に取得した適応症の「根治切除不能な悪性黒色腫」の推定患者数470人をもとに値付けされた経緯がある。同剤は昨年12月に「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」を追加効能として取得。薬価は変わらないものの、予想対象患者数が32倍、売上予測が41倍に膨らんだ。オプジーボに代表されるスペシャリティー新薬の多くは、効能拡大を主眼とするライフサイクルマネジメント(LCM)戦略が一般化されている。同剤は、今後もさらなる適応追加が見込まれ、その都度、対象患者数の増加に伴う薬剤費の増加が予測されている。

2016年11月10日 ミクスonline から

 

抗がん剤・オプジーボについて、2017年度に最大50%引き下げる方向で調整に入ったようです。16日に開かれる厚生労働相の諮問機関、中央社会保険医療協議会(中医協)に提案し、最終的な値下げ幅を決まります。海外との価格差が大きく、当初方針の最大25%では不十分との認識が強まったためとのこと。

当初の想定を上回る売り上げとなったヒット薬の値下げのための「市場拡大再算定」の特例の対象となり、今回の引き下げは、通常の薬価改定を待たない異例の臨時改定となります。


特例市場拡大再算定とは?
特例市場拡大再算定とは今までの市場拡大再算定制度に加えて、年間販売額が大きい品目の取り扱いについて今回の改定で新たに導入された制度で、
①年間販売額が1000億円~1500億円で予想の1.5倍以上売れた品目の薬価を最大25%引き下げ、②年間販売額15000億円超でかつ予想の1.3倍以上の品目では薬価を最大50%引き下げる制度です。
当初巨額再算定、特例再算定などと言っていましたが、特例拡大再算定に改められました。「売れすぎた」医薬品に対し、市場規模が巨額な医薬品の薬価を調整し、医療保険財政の持続性を高めることが狙いで、2016年の薬価改定は4成分6品目が対象となりました。


○ソバルディ(ギリアド・サイエンシズ)〔400mg1錠〕
「改定前」61,799.30円 → 「改定後」42,239.60円(▲31.7%)

○ハーボニー(ギリアド・サイエンシズ)〔1錠〕
「改定前」80,171.30円 → 「改定後」54,796.90円(▲31.7%)

○プラビックス(サノフィ)〔25mg1錠〕
「改定前」112.50円 → 「改定後」80.30円(▲28.6%)

○プラビックス(サノフィ)〔75mg1錠〕
「改定前」282.70円 → 「改定後」201.20円(▲28.8%)

○アバスチン(中外製薬)〔100mg4ml1瓶〕
「改定前」46,865円 → 「改定後」41,738円(▲10.9%)

○アバスチン(中外製薬)〔400mg16ml1瓶〕
「改定前」178,468円 → 「改定後」158,942円(▲10.9%)


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作成 鈴木

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