ヘルスケア企業が独占 世界上場企業の研究開発費

こんにちは今日の調子はいかがですか。
今日は ヘルスケア企業が独占‐世界上場企業の研究開発費 の記事と 製薬会社の研究開発費 についてご紹介させていただきます。

 

2016年6月末時点の世界の上場企業の研究開発費を調べたところ、ヘルスケア企業が上位20社のうち7社を占めることが、PwCの調査で明らかになった。20位台にも4社がランクインし、依然として投資が活発だ。ただ、日本のヘルスケア企業は上位20社には含まれておらず、武田薬品が50位、アステラス製薬が74位と100位以内に2社のみとなった。研究開発費の適正化を進める企業が多い一方、米セルジーンや米ブリストル・マイヤーズ・スクイブは売上に対する研究開発費比率が35%を超えていた。
上位20社の研究開発費用でヘルスケア企業上位は、7位にスイスのロシュが100億ドル、8位にスイスのノバルティスが95億ドルとスイス勢が独占。9位に米ジョンソン・エンド・ジョンソン、12位に米ファイザー、14位に米メルク、18位に英アストラゼネカと続き、19位のブリストルは32位から一気にランクを上げた。

2016年11月2日 薬事日報 から


製薬企業にとって最大の使命は新薬の開発にあるといっても過言ではなく、どの製薬企業も研究開発部門に莫大な資金を投入して激しい開発競争を繰り広げています。
本日は製薬企業の研究開発費について少しお話させて頂きます。

 

製薬会社の研究開発費
製薬会社の研究開発費は、国内のほか主要産業と比べても非常に高い水準になっています。例えば、企業売上高に占める研究開発費の割合は、電気・電子・精密機器・自動車産業が5%前後であるのに対して、製薬業界は19%前後と突出しています。

金額面だけでなく、開発に必要な期間も膨大です。新薬の研究開発プロジェクトを立ち上げてから、動物実験や人を対象とする臨床試験、規制当局による承認審査を経て、市場に出るまでの創薬期間は、最低でも10年間は必要です。なかには20年近くかかることもあります。

他産業との決定的な違いは、開発成功に至るまでの「不確実性」というハードルが高いことにあります。人体に直接投与するという医薬品の特性上、試験管の中やマウスでの試験結果が良好でも、いざ人に使用してみると、予期しない副作用が起こったり、効き目が既存薬に及ばなかったりというケースが頻発しています。

いま製薬企業が注力しているのは、三大死因であるがん、動脈硬化症、心疾患にくわえ、長期使用が期待できる糖尿病、高血圧、高脂血症などの生活習慣病などの分野です。また高齢化で患者数がさらに増加すると予測される認知症にも注力しています。
近年は新薬の安全性を重視する姿勢が強く、多くの症例数を求めていることもあって、開発費用は年々伸びざるを得ない状況になります。

既に発売されている既存薬にも新たな効能や適応症がありそうな場合にも、臨床試験が改めて実施されます。この取り組みも開発部門が担当します。このように既存の薬剤を別の用途に使用できるようにすることを効能追加(適応拡大)といいます。

医療現場から求められる「優れた製品性能」と「顧客ニーズを迅速に捉えて開発に繋げる力」は、日本の製薬企業が得意としてきたこともあり、今後の日本企業の存在感の向上に期待したいところです。

 

R&D支出上位20(ヘルスケア) 〔2016年調査〕

順位
(2016)

グローバル
順位

社名

本社
所在地

R&D支出
(億ドル)

1

7

ロシュ

スイス

100

2

8

ノバルティス

スイス

95

3

9

ジョンソン&ジョンソン

アメリカ

90

4

12

ファイザー

アメリカ

77

5

14

メルク

アメリカ

67

6

18

アストラゼネカ

イギリス

60

7

19

ブリストルマイヤーズ

アメリカ

59

8

21

サノフィ

フランス

56

9

24

グラクソ・スミスクライン

イギリス

54

10

28

イーライリリー

アメリカ

48

11

29

バイエル

ドイツ

48

12

33

アッヴィ

アメリカ

43

13

37

アムジェン

アメリカ

39

14

40

セルジーン

アメリカ

37

15

48

ギリアド・サイエンシズ

アメリカ

30

16

50

武田薬品

日本

29

17

56

アラガン

アメリカ

24

18

60

メドトロニック

アイルランド

22

19

68

ノボノルディスク

デンマーク

20

20

69

バイオジェン

アメリカ

20

                                  *参考: 薬事日報、PwC

 

お役に立ちましたでしょうか?
また、明日のトピックスも楽しみにしていてください。


作成 鈴木

 

 

 

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