大日本住友 AG事業に参入 子会社設立

こんにちは今日の調子はいかがですか。
今日は 大日本住友 AG事業に参入 プロモーション子会社設立 の記事と オーソライズド・ジェネリック(AG) についてご紹介させていただきます。

大日本住友製薬は10月27日、オーソライズド・ジェネリック(以下、AG)を中心にプロモーションする子会社「DSファーマプロモ株式会社」(以下、新会社)を設立し、12月1日から事業を開始する予定と発表した。自社品の特許切れによって後発医薬品(GE)に奪われる市場シェアや売上を、AGで防衛する。また、給与などは低くなるが、定年後の労働環境を整備・提供するねらいもある。新会社の発足当初は、AGではないが、長期収載品の経口血糖降下薬メトグルコのみ扱い、同剤の減収影響の最小化に取り組む。

 AGは先発品メーカーが認定し、原薬、添加物、製法などが先発品と同じ後発品のこと。先発品メーカーから特許実施の許諾を得て、GEに先行して発売することも少なくなく、この場合はAGが高い市場シェアを獲得するケースが多い。大日本住友はこれまでAGを扱っていなかった。

 多田正世社長は同日開いた16年度第2四半期決算会見で、「いろいろな事情があってAG等をプロモーションする新会社を立ち上げ、スタートする」と述べた。

 新会社は大日本住友100%出資の完全子会社。MR数は約40人。11月中旬に設立、12月1日から事業を開始する予定。代表取締役は大日本住友の前営業本部長の中島亨氏が就任する。主な取扱製品は▽今後長期収載品化する製品のAG▽メトグルコ――としている。AGは他社からの導入も前向きに検討する。

2016年10月28日 ミクスOnline から

さて、オーソライズド・ジェネリック増えてきました。
記事文中にもある通り、オーソライズド・ジェネリック(AG)とは、先発品メーカーが認定し、原薬、添加物、製法などが先発品と同じ後発品のことです。今回はオーソライズド・ジェネリック(AG)について少しお話をさせて頂きます。

 

オーソライズド・ジェネリック(AG)

オーソライズド=Authorisedという英語で 「権威を授けられた」「認可された」という意味になります。すなわち、「先発メーカーと全く同じ医薬品をジェネリック医薬品として発売する」ということです。

基本的にジェネリックメーカーと先発メーカーとの繋がりは無いですよね。
どちらかというと対抗メーカーになると思います。国の後押しもあって、ジェネリックが普及して参りました。
ジェネリックが普及して困るのはどこだろうと考えると、それは先発メーカーです。

長年、何百億円という時間と費用をかけて開発した医薬品を特許が切れたという理由でジェネリックメーカーが安く開発して発売するということになりますから。そこで出てきたのがオーソライズド・ジェネリック。

先発メーカーが特許切れの後、自社の関連メーカー(子会社)に製剤特許や用法特許も譲渡して、先発品と、原薬(薬の有効成分)や添加物、製造方法まで完全に同一のものをジェネリックとして販売しようというものです。全く自社と関係の無い会社にジェネリック出されて利益を持ってかれるのなら、自分の傘下にあるところに作らせて少しでも利益を確保しておこうという考えです。この場合、先発品(オリジナル)と(ほぼ)完全に同じであるジェネリック品になります。

他社からもジェネリック品は多数発売されると思いますが、先発品と全く同じっていうのは圧倒的に有利になります。違いといえば、先発メーカーが販売しているか、ジェネリックメーカーが販売されているかの違いくらいです。さらに厳密にいうと、先発品とジェネリックを識別できるように、刻印を変更したりパッケージのデザインも変更したりしています。

今後注目されるのは、今記事の大日本住友のように、後発品子会社を持たない会社は、新会社を設立してAGで防衛策をはかって行くことになると思います。
今後、先発品メーカーとジェネリックメーカーの両方にとってAGが戦略的に大きな意味を持つようになりそうです。

 

【AG一覧】

・アレグラ錠(サノフィ)
 →フェキソフェナジン塩酸塩錠「SANIK」(日医工サノフィ=日医工)〔2013年6月〕

・ディオバン錠(ノバルティスファーマ)
 →バルサルタン錠「サンド」(サンド)〔2014年6月〕

・ゾメタ点滴静注(ノバルティスファーマ)
 →ゾレドロン酸点滴静注「サンド」(サンド)〔2014年6月〕

・ブロプレス錠(武田薬品)
 →カンデサルタン錠「あすか」(あすか製薬=武田薬品)〔2014年9月〕

・クラビット錠・細粒(第一三共)
 →レボフロキサシン錠・細粒「DSEP」(第一三共エスファ)〔2014年12月〕

・プラビックス錠(サノフィ)
 →クロピドグレル錠「SANIK」(日医工サノフィ=日医工)〔2015年6月〕

・エックスフォージ配合錠(ノバルティスファーマ)
 →アムバロ配合錠「サンド」(サンド)〔2015年12月〕

・ユニシア配合錠(武田薬品)
 →カムシア配合錠「あすか」(あすか製薬=武田薬品)〔2016年3月〕

・コディオ配合錠(ノバルティスファーマ)
 →バルヒディオ配合錠「サンド」(サンド)〔2016年6月〕

・バルトレックス錠(グラクソ・スミスクライン)
 →バラシクロビル錠「アスペン」(アスペンジャパン)〔2016年7月〕

・バルトレックス顆粒(グラクソ・スミスクライン)
 →バラシクロビル顆粒「アスペン」(アスペンジャパン)〔2016年9月〕

・パキシル錠(グラクソ・スミスクライン)
 →パロキセチン錠「アスペン」(アスペンジャパン)〔2016年9月〕

・エカード配合錠(武田薬品)
 →カデチア配合錠「あすか」(あすか製薬=武田薬品)〔2016年9月〕

・キプレス錠(杏林製薬)/シングレア錠(MSD)
 →モンテルカスト錠「KM」(キョーリンリメディオ=杏林製薬)〔2016年9月〕


お役に立ちましたでしょうか?
また、明日のトピックスも楽しみにしていてください。


作成 鈴木

 

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