コラム

抗がん剤の後発医薬品を中心に展開する中国企業・恒瑞医薬の日本法人ハンルイ医薬(名古屋市)は、抗がん剤イリノテカンの製造販売承認を国内で申請した。同社は今年7月に日本に進出。国内では同社初の製剤で、島田誠社長は「中国製品のイメージを変え、ブランド化していく」と意欲を示した。
 同社はすでにイリノテカンとゲムシタビン(「ジェムザール」)の原薬を国内に供給しており、今回はイリノテカンの製剤を申請した。今後はゲムシタビンの製剤も申請する予定。同社が欧米で承認を取得している国内既収載の後発品を中心に、年に2成分ずつ国内で承認を取得する見通しで、原薬も随時、承認を取得していく考えだ。2017年ごろからは、初収載の後発品の販売も視野に入れている。
 島田社長は「現在はパートナー探しが課題」とし、共同開発、ライセンス供与などの形で他社との連携を模索しているとした。原薬から製剤まで一貫して製造できる体制を強みに国内市場への浸透を図る。
 日本で使用できる原薬は欧米よりも基準が厳しいため、他国の原薬メーカーが日本基準に合わせる場合はコストが高くなるとし、他国の原薬メーカーに対して優位性を発揮できると説明。
 併せて、島田社長は2年後には新薬の共同開発を国内で始めたいとの意向を示す。恒瑞医薬は上海で新薬の開発も手掛けており、今年1月には中国で抗体医薬の新薬を承認申請した。

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