コラム

私事ですが、今の転職コンサルタントに就く以前は、調剤薬局で事務長もやっておりました。まあ事務長とは名ばかりで、ほぼ調剤事務の一員であったように思います。


調剤薬局で勤務してみて思うことですが、その当時、MRは調剤薬局にはほとんど来ませんでした。薬局を素通りされるMRがほとんどで、薬局の目の前が病院の駐車場でしたのでよく分かるんです。私自身、元MRでもありますので、私は病院と薬局は必ずセットで訪問していたのですが、最近はどうなのでしょうか?


ミクスの記事に「MR薬局訪問 好印象企業ランキング」が発表されておりました。
一昔前だと無かったランキングですが、今ではこのようにランキングされる程、調剤薬局への訪問が重要視されているのだと思います。


内容を見てみますと、「全然、薬局に訪問して来ない」、「忙しい時に訪問してくる」、「普段訪問しないのに、月末だけ薬の購入のお願いには来る」といった、今も昔も変わらない声があがっておりました。
少し微笑ましくなったりもしますが、調剤薬局で勤務していた立場から、調剤薬局への訪問で期待したいことをお話したいと思います。


私が勤務していた薬局ですが、病床数199床の一般病院の門前薬局。
平均処方箋枚数一日200枚。
営業時間9:00~19:00。
朝開店してから、閉店までひっきりなしに患者さんが来られる薬局で、とにかく忙しかった記憶しかなくて、薬剤師・事務ともに休憩もままならない状態でした。
その薬局の方針として、患者さんの待ち時間は最大15分迄という決まりがありましたので、MRが来られて薬局長を5~10分拉致られると本当に迷惑で、よっぽどのことが無い限り私で対応しておりました。
そんな状況であっても、訪問してくれて助かるというか、重宝がられるMRを下記に挙げてみました。


<重宝がられるMR>
・医師、病院の薬局長ときちんと連携が取れているMR
・多く処方しているメーカーのMR
・講演会、勉強会の案内等、きちんと連絡をくれるMR
・販促物をよく届けてくれるMR(今はダメですが)


普通の事と言えば、普通の事ですが、調剤薬局への訪問は二の次にしているMRが多いことも事実です。
改めて、MRに望むことを纏めてみました。


<MRに期待すること>
・2ヶ月に一度くらいの定期訪問。
・医師に訪問した際の内容の連絡。
・担当製品の長所・短所を簡潔に。
・医師中心の講演会への薬剤師の参加。
・売上だけのための訪問(買ってほしいときだけの訪問)はやめてほしい。
・処方や運用の変更に関わるものはリアルタイムでの情報提供。
・薬局長だけに話すのではなく、一般薬剤師、他のスタッフにもコミュニケーションを。
・医師の本音。面会に行っているのであれば、薬局への要望などを教えて欲しい。
・服薬の際の資材や他成分との比較。


<MRにやめてほしいこと>
・忙しいときに来る。
・薬局長・管理薬剤師しか相手にしない。
・話が長い。要領を得ていない。
・院内での採用が未確認の製品の採用依頼。
・医師を怒らせて、採用品が変更になること。


いずれにしましても、事務の立場からしても、よく来られるMRはすごく印象に残っています。忙しくてタイミングが悪い時もありますが、来てくれると面倒くさいけど嬉しいものです。
決して御用聞きを期待するものではないですが、たくさん購入しているのに全く来ないMRの方が多いので、来て下さるMRはありがたいものです。


コンサルタント 鈴木

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