コラム

最近流行のメディカル・アフェアーズというと、医学的な観点や医療ニーズに基づいて製品開発やエビデンス作成,製品教育・販売促進資材のサポートをするのが主な業務内容。


-欧米-
メディカル・アフェアーズは、製薬企業の中でも開発部門や営業部門と並び確立した部門として機能している。

-日本-
メディカル・アフェアーズは、馴染みが薄く、外資系企業を中心に十数年前より導入され広まってきている。


製薬企業にとって,販売促進資材に用いるデータ・エビデンスの作成およびそれらの情報の伝達に関する医学・科学的な側面からのサポート、といった業務は重要で、十数年前までは、これらは「学術」「学術情報」などという職種によってなされ,これらのスタッフは、主にマーケティング本部などに所属。

現在では、多くの企業 特に外資系企業において、メディカル・アフェアーズは、「メィカル」もしくは「メディカル・アフェアーズ」という開発からも営業・マーケティングからも独立した一つの部門になっていることが多くなってきており、従来の学術=マーケティングという形態から大きくシフトしつつある。

メディカル・アフェアーズにおける製品のデータ・エビデンスの作成、それらの情報の伝達に関する医学・科学的な側面からのサポートといった業務は、具体的にいえば,医師による自主研究を含む臨床試験の評価・サポート・治験に関する学会発表・論文化といったパブリケーション、販促資材、ウェブコンテンツ、説明会資料などの医学的観点からのチェックといった業務が該当。

メディカル・アフェアーズが通常,対象とする研究は市販後の臨床研究で、治験等では十分証明することができなかった医薬品の使用法・効果・安全性に関するエビデンスを構築するための臨床研究についてサポートを行う。
欧米では,メディカル・アフェアーズが主導して、企業がスポンサーとなっている製造販売後臨床試験を行っている例が多々みられる。日本ではまだかなり少ない。医薬品は,医薬品としての効果があることはもちろん、いかに正しく使っていただくか、つまり「適正使用」というものが大変重要と考えられる。
このため,薬剤が患者さんにもたらすベネフィットとリスクを科学的な、あるいは医学的な観点から正しく判断できるような情報の提供が求められるようになってきている。

メディカル・アフェアーズが担当する他の業務としては、医療ニーズに基づいた医学・科学的な側面からの医薬品に関するライフサイクルマネジメント、Key Opinion Leader(KOL)のマネジメント、およびアドバイザリーボードなどのKOL関連プログラムの計画立案や実施、営業・マーケティングの活動において薬剤の適応外使用や不適切な使用に関する活動がないかどうかについてチェックする。


      以上

コンサルタント千川

 

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