コラム

先日の発表をご存じの方も多いと思いますが、グラクソスミスクライン(GSK)、ノバルティス、ファイザー、サノフィ、MSD、アステラス、エーザイ、田辺三菱、第一三共などに続いて、また大手製薬企業の大日本住友製薬が8月30日に早期退職者を募集するとの発表がございました。
※早期退職の対象者は、製造部門や海外出向など一部を除く、45歳以上で勤続5年以上の社員約1200人(会社全体の3割にあたる)だそうです。(人数は定めず)

 

現在の製薬企業は増収増益で、好業績でも事実上の「リストラ」を実施しています。その理由として、国内でのジェネリック品(後発品)使用促進策による長期収載品売上の落ち込みが想定を超えるスピードで進んでいるうえ、戦略品等の売上も期待どおりには拡大しておらず、さらには医薬品の効果に関わらず売れ過ぎた医薬品の価格を引き下げるという政府の薬価制度の方向性も経営に影響を及ぼしており、国内では少子高齢化が進み、医薬品市場全体が縮小することは避けられず、業績が好調なうちに人員削減(特に営業部門のMRなどを収益状況に見合う適正な人員にしていこう)という手段で経営基盤の強化が必要と判断したそうです。
皆様も以前から感じていらっしゃると思いますが、このような早期退職などにより経営の刷新を図る製薬会社は今後さらに増えてきそうです。

 

このように40歳代や、50歳代のベテラン社員(特にMR)がどんどん会社に居づらくなってきています。これが現在の製薬業界の状況であります。
しかし、40歳代や、50歳代の方々に限りませんが製薬業界は他業界に比べて給与が高いのです。(製薬業界よりも給料が高い他業界もありますが。)
そして他業界の方々と比べて、それなりのスキルや実力に差があるようです。
普通のMRでも平均給与が高いので、特別なスキルがなくても、高い給与を貰いながら、時が過ぎてしまう(40歳代、50歳代になってしまう)のです。

 

それでは、今のうちに(20歳代、30歳代はもちろんですが、40歳代、50歳代になっても遅くはありません。)やっておくこと・準備しておくことが良いのかもしれません。
① 今後のキャリアを見直す必要があります。
② ずっとMRのままだと、急にリストラが始まったときに困ります。
MRへの転職マーケットは若い方が中心です。自分が他にできることは何か、今できていないのであれば、何か自分自身がスキルアップできるようなことはないのか、考え直し・見直しをしてみてはいかかでしょうか。(出来るだけ早い時期に考えてみましょう)
③ もちろん営業職(MR)として課長・部長、営業所長・支店長などとキャリアを積んでいくことは悪いことではありません。しかし違う職種にチェンジするのも、将来を見据えた場合には一つの方向として良いのではないかと思います。またそれが将来的な転職のチャンスを広げることにも繋がるからです。
④例えば英語。マーケティングや学術、教育研修、最近ではメディカルサイエンスリエゾン(MSL)などにチェンジする際にも、英語力が問われます。TOEICの点数だけではありません。いつの世にも大切なことはコミュニケーションです。その最たるものは会話です。英語力を高めるのであれば是非英会話をお忘れなく。

 

これからは、世の中も、製薬業界もどんどん変化していきますが、どのように変化したとしても上記のような見直し・準備・スキルアップをして、自分自身が必要とされる人材、今いる企業にとって、辞めてもらっては困る人材になって下さい。


                                                                           コンサルタント 森

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