コラム

現職のMRさんにとってCMR(コントラクトMR)と聞くと、皆さんはどう思うでしょうか。(どんなイメージを持たれているでしょうか。)

コントラクトMRと聞くと、あくまでも製薬メーカー正社員MRの欠員補充や経費削減のために製薬メーカーが考える対応策、一定のプロジェクト期間にクライアント(製薬メーカー)先に派遣され、契約したプロジェクト期間が終了するとまた別のクライアント先のプロジェクトに派遣される安定性欠けるなどの不安を感じるMR職であるなどのイメージしか持たれていないかも知れません。

しかし、これから将来、そのコントラクトMRは単なる派遣MRとしてだけではなく、従来のMR活動では当たり前になっていたことへの制限(訪問規制や交際費の削減など)が設けられたことによって存分なMR活動が出来なくなっている現在を打破する、本当の意味でのMRとしての経験や知識が活かされ重宝される、正にスペシャリティな仕事(MR活動が出来る)になって来ているのです。

 

給与レベルは製薬メーカーより低いかも知れませんが、現在の製薬メーカーの状況をよく見渡してみると、1000万円以上の高年収を貰っていても、40歳以上のMRに対して(管理職も含めて)ここ数年来は表向きに発表されているものや、そうでないものも含めて国内系・外資系を問わず【早期退職者】(リストラ)の募集ばかりが目立ちます。

これでは、現在40歳以上のMRだけでなく、これから40代になる20代・30代のMRも

将来の不安を抱えているのではないでしょうか。

 

しかし、製薬メーカーが自社のMRを削減し、MR中途採用求人も極端に少なくなっている現在、その反面としてMRを増やしている企業がCSO企業(コントラクトMR)なの

です。あるCSOのMR数は、2000人近くになっていますし、別のCSOでは年々コントラクトMRを増やしています。

その理由は、抗体医薬の新薬ラッシュ、GE薬や長期収載品を扱うMR数が増加していること、それに大手の外資系製薬メーカーの活用が目立っていたコントラクトMRについて、国内系の大手製薬メーカーや、準大手の製薬メーカーまでコントラクトMRを活用するようになるなどコントラクトMRの需要(マーケット)が広がっているのがその要因となっております。

このようにコントラクトMRは、各製薬メーカーの製品戦略やマーケット戦略によって、それに応じての活用の仕方をされているのです。

 

その中でも特にコントラクトMRを活用するメリットとして、

・新製品の担当(新製品上市に向けの準備~発売~採用~その後まで)
・既存注力製品の基盤強化
・注力製品以外のフォロー
・マーケットの強化
・欠員補充
・産休・育休対応
・GE製品の啓発・普及
・長期収載品の強化

などの理由から需要が急増しているようです。

他にも、国内系の製薬メーカーでは支店単位や営業所単位でのコントラクトMRを活用しようとしているプロジェクトまで発生しております。

また外資系の製薬メーカーではコントラクトMR(業務)だけではなく、KOLに向けて学術的であり、科学的な情報提供を専門にするメディカル・サイエンス・リエゾン(MSL)や、コ・メディカルスタッフ向けに看護師経験のある方がスタッフ教育や製品・疾患や啓発(患者の掘り起し)を担当する職種のメディカル・エデュケータ―など専門分野のスタッフを用いた新たなる職種を活用するようになっております。

 

このように今後も伸びていくCSO業界で、定年までやりがいを持って、安定した職場環境で仕事をした方が長期的な視点で考えてみれば良いかも知れません。

年収は製薬メーカーの水準に達していないと言っても、1000万円近くの年収を貰っている方もいますし、別の業界から比べればコントラクトMRは高年収な仕事なのです。

 

コントラクトMRは、従来の循環器系や糖尿病などのプライマリケア領域だけではなく、今までに担当できなかった領域、疾患、製品を経験でき、MRとしてのキャリアップに繋がるチャンスになると思います。例えば、各製薬メーカーの開発パイプランの中心になるオンコロジー領域、現在は対処療法しか治療法のない認知症を含むCNS領域やCOPDを含む呼吸器領域、新製品が発売されている自己免疫疾患を担当するなど、開発予算がなくパイプラインが枯渇している在籍製薬メーカーでは担当できなかった事が、コントラクトMRになればチャンスがあるのです。

 

現在の医薬品業界、特にMRの転職市場においては、MRの【需要】などの取り巻く環境が

ここ数年で激変していることはご存じの通りです。そして今後もMRの【需要】はMRの転職市場において加速度的に変化していくと考えられます。

これからもMRとして活躍していきたい、MRとして生き残っていきたいと考えている方は必要な時に必要なだけ優秀なMRを提供(アウトソーシンング)できるからこそ需要が高まっているコントラクトMRへの転職を今から考えていたほうが将来的に先見の明があったと感じるのではないかと思っております。                              

コンサルタント:森

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