コラム

MR転職にあたって、皆さんが希望することと言えばどんなことでしょうか?

・雇用の安定
・会社の将来性
・スペシャティ領域の担当
・勤務地(を叶えたい)

等々、様々な希望があると思います。

このコラムでは、その中の【勤務地】について書いてみました。

 

MR転職希望者が、転職するにあたって【勤務地】をあげる理由としては、以下のようなことがあります。

  1. 病気の家族がいる 
  2. 子供の学校・幼稚園 
  3. 持家がある 
  4. 彼氏・彼女がいる 
  5. 単身赴任が長い 

など、転職するにあたって【勤務地】をあげる理由も多々あります。

 

私が、紹介会社のコンサルタントになって、今までにも数多くの製薬メーカー人事採用担当者とお話する機会がありました。

ある製薬メーカー・人事採用担当者によりますと、現職の正社員MRが勤務地に配属されてから、次に転勤対象者となるには5年くらいが平均だそうです。

多くのMR転勤者(単身赴任の方もいるでしょう。家族同伴者もいるでしょう)は、次の人事異動で上記の①~⑤の理由により、自分が希望する勤務地への異動を申し出るそうです。(特に、家族や知人・友人や恋人が多くいる大都市圏への転勤希望者が多くなるそうです。しかし、人事の本音としは人口の多い大都市圏へのMR転勤希望が多くなるので不公平感を出さないように苦労しているとのこと)

私たち人材紹介会社のコンサルタントはご登録者様に、よく質問することとして『現職では、上長に転勤希望の相談をしてみたのですか?』と、しかし多くの方が相談をしていないのが実情のようです。(各製薬会社とも、年に1回~数回の上長面談にて転勤希望の申請が可能なようですが、希望が叶うまで待っていることが出来ないようですね。)

製薬会社によっては、一定の要件を満たせば『勤務地希望申告制度』もあるようですが。

 

私のMR時代も、そして私の同期、後輩、上司も、その多くが一度は何らかの形で転勤していたのではないかと思います。

私の同期は、出身地を離れ、家族とも離れ、北の大地に配属されたMRもおりました。

(初めは慣れない単身生活に加え、慣れない雪道の運転。何度営業車をブツけたことか。それが今では離れられない地になったようで、一向に転勤に応じていないとか。)

私の上司だった人物は、十数年間に渡って家族が住んでいるエリアに配属されることなく単身赴任生活を余儀なくされた方もおりました。

いつも、『家族の元に帰りたい。』が口癖でありました。
(最終的には、定年近くなって希望勤務地に配属になりましたが)

このようにMRになったからには勤務地(転勤辞令が出た時には特に)に関する悩みを、いつも、毎年辞令の出る時期になると心配になってしまう方も多いはずです。

さて現実のMR求人(中途採用の求人状況)を見渡すと、『勤務地:全国転勤可』としている製薬会社が大半であり、MRは転勤が付き物の仕事であることはご存じの通りです。

製薬メーカー側のMR中途採用での踏み絵として、『うちの会社に入社することが目的であるのか?』、『勤務地を叶えることが目的であるのか?』の選択を迫られます。

そして、最近の発表でもありましたようにMR職の給与(年収)は、他の業界と比べても大変な高給取り(年収の他にもMR日当や、借り上げ社宅制度など他の業界では考えられない優遇)になっております。

また皆さんもご存じの通り、ここ数年来は大手外資系製薬会社に限らず、大手も中小も国内系製薬会社までもが、【早期退職者】(特に高給取りのMR職を中心に)を募っており、一層MR職削減に拍車がかかっております。

このように現実では、製薬メーカーのMRに転職する際には、【勤務地】を叶える(限定する)ことが、MR転職することのリスクになりかねないようです。

※運よく、希望の勤務地(例えば、東京でも、横浜でも、大阪でも、神戸でも、どこでも)が叶っても、ずっとそのまま転勤知らずという訳にはいかないのです。

特に、人気の首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)や、関西圏(大阪、兵庫・京都)などへの【勤務地】理由のMR転職活動を展開すれば、それは製薬会社(採用担当者)からの目は相当厳しいものになりかねません。

やはり、上記の勤務地には、現職の正社員(MR)も相当数の転勤希望者が、それも数年前から申請していますので、さらに厳しい現実が待っていることを想定しておかなけれならないと思います。

さらに最近では、製薬会社を取り巻く環境(大型新薬が出ず、政府のGE製品普及に拍車がかかっている現状)が変化しているので、MR職の求人そのものが激減していますので製薬会社の正社員MRで勤務地を叶えることは皆無に等しいかも知れません。

 

現在の製薬業界の流れ(MR職の転職市場を考えますと)からしますと、勤務地をどうしても叶えたい場合には、現時点でも主流になっているコントラクトMR(早期退職に拍車がかかる一方、それを補うために今後も益々増員の傾向がある)への転職を考えることも重要になってくるのではないかと思っております。

製薬メーカーに拘ってMR転職活動をする際には、【勤務地が叶わないリスク】、【早期退職者のテーブルに乗るリスク】を大いに考慮してMR転職活動するべきではないかと思っております。

 

 

 

コンサルタント:森

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