コラム

同社初の販売品目は06年に上市した多発性硬化症治療薬「アボネックス」だ。さらに146月には同じく「タイサブリ」とアボネックスのペン型製剤を同時発売。同年9月にも血友病B治療薬「オルプロリクス」を、さらに153月には血友病A治療薬「イロクテイト」を発売した。直近1年間で新薬4品目を市場投入したことになる。「14年時点の売り上げ構成比は多発性硬化症治療薬がほぼ100%を占めていたが、16年には血友病の比率が50%を超える」と見込む。
 さらに今後は神経変性疾患、血友病、自己免疫疾患といった重点疾患領域に絞り込み、新薬開発を進める。国内開発品には、アルツハイマー病治療薬、経口型の多発性硬化症治療薬、疼痛治療薬、希少疾患の脊髄性筋萎縮症治療薬などがある。
 特に大型化を見込むのがアルツハイマー病治療薬のアデュカヌマブだ(エーザイと共同開発)。これは脳内からアミロイドβ(Aβ)斑を除去する薬剤。後期臨床第1相(P1b)試験では、PETなどでAβ斑が確認されたアルツハイマー病の初期患者を対象に同剤を投与したところ、高用量患者では認知機能の改善効果を示した。低用量群でもプラセボに比べて認知機能の低下速度を遅らせることに成功した。この結果を受け、現在はP3試験を実施中。安全性面でも特に問題はないという。アルツハイマー病治療薬としては、このほかにもBACE阻害剤や抗タウ蛋白薬などを開発中。

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