コラム

厚生労働省の『総合戦略』が推し進める中小クラスの製薬企業のあるべき姿として、スペシャリティーファーマを推奨しておりますが、この戦略がはたして日本の製薬業界の中で今後、成功するのでしょうか。

現在は確かに中堅以下の製薬企業は限られた資金源を有効活用するため自社の得意としている領域への特化に走っております。私がプロパーなった当時はゾロ新の時代で、営業力で2番煎じでも売れましたので領域特化より、品ぞろえの豊富さの時代でした。

 

現在のスぺシャリティーファーマをまずは分析してみましょう。

旭化成ファーマ     
整形外科、泌尿器、血液・循環器、免疫、中枢神経、

協和発酵キリン     
腎臓、癌(血液分野を含む)、免疫・アレルギー、

参天製薬         
眼科

マルホ製薬        
皮膚科

生化学工業        
糖質化学(整形)

Meiji Seika ファルマ  
感染症、中枢、ジェネリック

持田製薬         
循環器、産婦人科、皮膚、救急、精神科、

あすか製薬        
内科、産婦人科、泌尿器科

EAファーマ       
消化器 (味の素とエーザイの消化器部門の統合)

ゼオリアファーマ     
耳鼻科 (あすか製薬と千寿製薬の耳鼻科部門の統合)

あゆみ製薬        
リウマチ(昭和薬品化工と参天製薬リュウマチ事業部の統合)  

 

これらの企業を分析すると、もともとの国内中堅企業が得意としている領域に特化するパターンと

国内系企業の不採算領域部門を統合し新しい会社を起こし、スペシャリティーファーマを目指しているパターンがあります。不採算部門故に長期収載品ばかりで、新薬の開発もないこれらの企業の今後に不安を抱くのは私だけでしょうか。いずれにしても勝算がなければ新会社を設立するわけもないでしょうから、今後の展開に期待しております。

 

作成  杉本

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